新しいTeamsへの自動更新について②~従来のTeamsとの違い

こんにちは!SxSの橋本です。3月も半ばを過ぎ、新年度まであと少しですね。

今回は先日の記事に引き続き、新しいTeamsへの切り替えについてお伝えします。
後半のこの記事では、新しいTeamsはどのように変化したのか、
従来のTeamsと比較して主だった変更点をご説明します。

と、その前に!

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目次

このブログは SxS を提供しているソノリテが作成しています。

自動更新の概要(振り返り)

2023年10月5日以降、新しい「Microsoft Teams」のアプリの一般提供が開始されています。

これまでは、従来のTeamsを使い続けることも可能でした。
しかしながら、2024年3月31日以降は、
すべてのユーザーが新しいTeamsへ切り替えられることが決定しています。

VDI環境の場合はスケジュールが異なります。
また、従来のTeamsへの切り替え可能な期間は、Teams更新ポリシーに依りますので
詳細はMicrosoft社の公開情報をご確認ください。

従来のTeams

新しいTeams

従来のTeamsとどう違うのか

新しいTeamsの仕様について、従来のTeamsから異なる点としては主に4つあります。

速度とパフォーマンスの向上

Teamsアプリのインストールや起動にかかる時間が短くなるほか、
会議への参加やチャット・チャネルの切り替えもよりスムーズにできるようになります。

またメモリ消費量は最大50%、ディスク消費量は最大70%削減されます。

組織を超えたコラボレーション

Teamsでは、自分の組織のチームだけではなく、
他社の組織のチームにもゲストとして参加することが可能です。

従来のTeamsであれば組織間の連携がシームレスではなく、自分の組織の会議に参加している際、
他社の組織のチームを確認するために組織を切り替えると、会議は切断されてしまいました。

新しいTeamsでは組織間の連携が改善され、会議中であっても自由に組織を切り替えることができます。

チャネル画面の組織(MSFT)と会議画面の組織(株式会社ソノリテ)が異なります。

また、複数のアカウントを利用しているユーザーも、よりアカウント管理が容易になります。

従来のTeamsであれば、アカウントを切り替えるたびにサインアウトとサインインが必要になり、
非常に手間がかかりました。

新しいTeamsでは、複数のアカウントに同時にサインインし、
使用中のアカウントに関わらず、リアルタイムで通知を受け取ることができます。

Teamsアプリ展開の簡素化

新しいTeamsは、MSIXというインストールパッケージフォーマットにて展開できるため、 
Microsoft Intuneを使用してTeamsアプリの展開と更新を簡素化できます。

ネットワークの使用量、ディスク領域、メモリ消費量といった負担を抑えながら、
より確実にアプリを更新できるようになります。

セキュリティの強化

先述のMSIXパッケージにより、TeamsアプリはWindowsのセキュリティ機能によって保護されて、
セキュリティ更新プログラムとバグ修正が適用された最新バージョンのアプリを利用できます。

また、特定の攻撃の検知や被害の軽減のためにコンテンツセキュリティポリシーをより一層強化し、
Trusted Typesも新たに採用されました。 
これにより、クロスサイトスクリプティング攻撃に対する保護が強化されました。


新しいTeamsについて、少しでも理解を深めていただけたのであれば幸いです。
ぜひ新しいTeamsを活用して業務効率をアップしてみてください。

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