Teams管理の新定番~ShareGate Management

こんにちは!営業部のミハタです。

春の気配がすぐそこまで迫りつつまだコートが手放せない気温が続いている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、お花見をしながら愛犬と散歩できる日を心待ちにしつつ、雪山で遊ぶ期間がもう終わってしまうという寂しさの板挟みな今日この頃です。

さて、今回はSxSでサポートしている ShareGate の Teams 管理機能(ShareGate Management)についてご紹介いたします。


目次

  1. ShareGateでできること
  2. 目的タグ・機密タグの設定
  3. 非アクティブ・孤立チームの検出
  4. チームデータのアーカイブ化
  5. 最後に

1.ShareGateでできること

ShareGateはWorkleap社が提供しているMicrosoft365管理ソリューションです。
その機能の一つがShareGate Managementであり、大きく分けて3つの機能があります。
・目的タグ、機密タグの設定
・非アクティブ、孤立チームの検出
・チームデータのアーカイブ化
ここからは、上記の各機能を簡単に説明していきます。

2.目的タグ・機密タグの設定

Teamsのチームを管理しているときに、こういったことを感じませんか?
・このチームは何を目的に作成したのか?
・外部接続が必要なチームなのかが一目でわからない

ShareGate Managementでは、Teamsの各チームに以下のタグをつけることができます。
・[目的タグ](https://documentation.sharegate.com/hc/en-us/articles/14560959824660-Purpose-tags-overview)~社内外のPJT用、社内各部署用など
・[機密タグ](https://documentation.sharegate.com/hc/en-us/articles/14560965035412-Create-and-edit-sensitivity-tags)~外部共有、ゲストアクセスの有無

また、このタグはShareGate Management上から一覧表示で確認でき、そのタグ情報の確認や変更も容易にできます。

※SharePoint管理センターの外部共有設定やM365管理センターのゲストアクセス設定より緩和された設定には、変更できません。

※サンプル画像です。

3.非アクティブ・孤立チームの検出

チームを管理する上で重要な点として、以下2点があります。
・役割を終えたチームのアーカイブ化
・所有者がいないチームへの新所有者の設定

既に役割を終えたチームがそのまま放置されていた場合、保存されているデータが悪用されたり、Teams全体の容量を圧迫する可能性があります。
また所有者がいないチームでは、チームメンバーの追加が無制限に行われ、重大なインシデントにつながる可能性があります。

上記のような事態を防ぐため、ShareGate Managementではチームの非アクティブ日数を設定し、その設定日数を超過したチームを自動検出することができます。
また、所有者のいなくなった[「孤立チーム」](https://documentation.sharegate.com/hc/en-us/articles/14561015597076-Orphaned-teams-and-groups)も自動検出できます。

※サンプル画像です。

4.チームデータのアーカイブ化

ShareGate Managementでは、ShareGateの[Azureストレージ](https://documentation.sharegate.com/hc/en-us/articles/14560964222356-Archive-overview)に保管することでTeamsチームデータのデータ量を圧縮することができます。こちらはShareGateライセンスを契約中であれば使用可能で、現状容量の制限がありません。

5.最後に

ShareGateのTeams管理機能であるShareGate Managementについて、簡単に説明させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
もし気になる点などがあれば、[SxSお問い合わせ](https://sonorite-sxs.jp/contact/)からお気軽にご連絡ください。


それでは、次回のブログもお楽しみに!

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