SxSお問い合わせ事例のご紹介 ~廃止対応特集~

こんにちは!SxSの村木です。

まだ四月なのに暑い日も増えてきましたね。夏に備えてエアコンの試運転は忘れずに行っておきましょう!
一昨年のことですが私は試運転でエアコンが故障していることに気が付き、早めに修理ができました💦


このSxSブログでも紹介するときがありますが、Microsoft 365 はクラウドサービスですので、
新規に機能が追加されるだけではなく、時には廃止となる機能もあります。

SxSではそういった廃止となる機能に関する問い合わせも、もちろん受け付けております。
今回はそのような問い合わせをピックアップして、廃止情報と共にご紹介します!

と、その前に!

SxSでは、Microsoft 365 の活用推進、運用課題の対応など幅広いサポートをご提供しています。
SxSのサービス内容について記載した、SxSサービス紹介資料 をご用意しています。
ぜひダウンロードしてご活用ください!

目次

このブログは SxS を提供しているソノリテが作成しています。

SharePoint アラートの利用状況の確認方法

【お問い合わせ内容】
社内に SharePoint アラート廃止のアナウンスを出すか検討したく、テナント内の利用状況をまずは確認したいと思ってます。
Microsoft 365 Assessment Tool で利用状況をスキャンできるとのことですが、こちらはどのように使用するのでしょうか。

SharePoint アラート

SharePoint アラートとは、リスト・ドキュメントライブラリで設定できる従来の通知機能です。
この SharePoint アラートの廃止は、2025 年 7 月から段階的に実施され、2026 年 7 月に完全に廃止されます。

Microsoft 365 Assessment Tool は、Microsoft 社とコミュニティによって管理されているオープンソースのコマンドラインツールです

【回答内容】
Microsoft 365 Assessment Tool は、まず Entra ID 内にアプリケーションを作成し、その作成したアプリでテナントに認証してスキャンを実行します。

SharePoint アラートをスキャンするには、アプリに対して以下のアクセス許可が必要です。

  • Graph:Sites.Read.All
  • SharePoint:Sites.FullControl.All

アプリ作成の具体的な手順や、その後のスキャン実行のコマンドをご案内しました。

IDCRL (Identity Client Run Time Library) 認証を延長するには

【お問い合わせ内容】
IDCRL 認証の使用状況を監査ログで確認した所、使用している形跡がありました。
そのため先進認証への変更の対応を行おうと考えております。

IDCRL 認証は 4 月 30 日までは延長できるとのことでしたが、延長方法を教えていただけないでしょうか。

IDCRL 認証

2026 年 1 月 31 日以降、従来の IDCRL 認証はデフォルトでブロックされます。
2026 年 4 月 30 日までは、PowerShell を介して IDCRL 認証の一時的な再有効化が可能ですが、
2026 年 5 月 1 日以降は、IDCRL 認証は完全に廃止され、再度有効にすることはできなくなります。
従来の IDCRL 認証を使用して、SharePoint Online または OneDrive for Business にアクセスするソリューション (スクリプトやアプリケーションなど) は、今回の廃止の影響を受けますので、先進認証に切り替える必要があります。

アクティビティで IDCRLSuccessSignIn を指定して検索することで、テナントで使用しているかを確認できます

【回答内容】
IDCRL 認証の延長は SharePoint Online 管理シェルの PowerShell モジュールのコマンドから実施可能です。
Set-SPOTenant コマンドで AllowLegacyAuthProtocolsEnabledSetting と LegacyAuthProtocolsEnabled を True に設定する必要があります。

現在の設定値を確認するには、以下のコマンドを実行します。

Get-SPOTenant | Select-Object AllowLegacyAuthProtocolsEnabledSetting, LegacyAuthProtocolsEnabled

両方のパラメーターを True にするには、以下のコマンドを実行します。

Set-SPOTenant -AllowLegacyAuthProtocolsEnabledSetting $True -LegacyAuthProtocolsEnabled $True

既存の情報管理ポリシーの処理を別の機能に置き換えたい

【お問い合わせ内容】
情報管理ポリシーの保持機能を使用して、リストアイテムの作成日から 1 年後に、自動的にごみ箱に移動するように設定してます。
情報管理ポリシーのサポート終了に伴い、現在行っている処理を別の機能で行いたいのですが、どのような手段がありますか?

情報管理ポリシー

【回答内容】
Microsoft Purview のデータ ライフサイクル管理にて、保持ラベルを作成し、ラベルポリシーを発行することで同様の処理が可能です。
保持ラベルは、ラベルポリシーで指定した公開範囲内のドキュメントやアイテムに対して、
編集権限を持つユーザーにて任意にラベルを付け外しするといった仕様になっておりますが、
リスト/ドキュメントライブラリでは、既定のラベルを設定することができますので、アイテム作成時 (アップロード時) にラベルが自動で適用されるように設定が可能です。
具体的な手順をご案内しました。

ラベルを画像のように設定することで同様の処理が可能です

今回の問い合わせ事例は以上になります。

クラウドサービスを使用する以上、廃止は避けられない事象ですが、SxSでは廃止に伴う対応もサポートいたします!

SxS(エスバイエス) がちょっと気になる、興味がある!という方、
Microsoft 365 を使っているが、困っている…という方は、ぜひ一度お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ではまた次回の記事でお会いしましょう。
SxSブログのチェックをよろしくお願いします!

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