Teams のスレッドレイアウトってなに?

こんにちは!SxSのタケモトです。

寒くなってきて鍋がおいしい季節ですね。
鍋って、さすがに具材多すぎたな~と思っても気付けば全部食べ終わっているんですよね。不思議です。
そして、しっかり〆まで楽しむ派です。


さて、本日は Teams のチャネルに新たに導入された「スレッド」レイアウトについてご紹介します。
見た目や機能について詳しく見ていきましょう!

と、その前に!

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目次

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スレッドレイアウトとは?

これまでのレイアウト

まず、チャネルのレイアウトというのは、投稿が並ぶ画面の見た目のことで、
「スレッド」レイアウトの登場により、これまでのレイアウトは「投稿」レイアウトと呼ばれるようになりました。

「投稿」レイアウトのイメージ
これまでもこの投稿自体をスレッドと呼んでいたりもするのでちょっとややこしいな~と思います

「投稿」レイアウトでは、[チャネルで投稿]から投稿されたメッセージがカード形式で表示されます。
投稿に対して返信が複数件付くと古い返信は省略された形で表示され、
すべての返信を確認するには、[~~件の返信を開く]から対象の投稿と返信のみが表示される画面に遷移する必要があります。

なお、投稿は返信が新しい順で表示されます。
(最新の投稿が上部か下部のどちらに表示されるかは、個人の表示設定(Teamsの[設定]>[チャットとチャネル]>[チャネルに移動したら、最近のアクティビティを表示する])によって異なります)

スレッドレイアウト

今回新たに追加された「スレッド」レイアウトでは、メッセージを送信するとチャットのような形式で表示されます。

「スレッド」レイアウトのイメージ
投稿レイアウト同様に件名を付けることができます

では、この調子でチャットのように会話するのかというと、そうではありません!
スレッドレイアウトでも、特定のメッセージに対して返信を行うことができます。
返信したいメッセージにカーソルを合わせて[スレッドで返信]を選択すると、、、

右側にウィンドウが出てきます!

メッセージへの返信は右側のウィンドウで送信するような形となり、こちらが「スレッド」レイアウトの大きな特徴となっています。

返信メッセージの送信先は「スレッドのみ」と「スレッドとチャネル」が選択できます。
「スレッドのみ」で送信したメッセージは、右側ウィンドウでのみ確認でき、
「スレッドとチャネル」で送信したメッセージは、左側のタイムラインにも返信が表示されます。

「スレッドとチャネル」を選択して返信したメッセージ

個人的には、返信は「スレッドのみ」として左側には先頭のスレッドが並んでいる状態とするのが見やすいかなと思います。
「スレッド」レイアウトでは、返信があっても先頭のスレッドの表示順は変わりません。

これまでのレイアウトは使えなくなるの?

これまでの「投稿」レイアウトは引き続き利用できます!
今回のアップデートは、チャネルにて新たに「スレッド」レイアウトが選択できるようになったというもので、
これまでの「投稿」レイアウトが急に使えなくなったり、勝手にレイアウトが切り替わったりすることはないのでご安心ください。

スレッドレイアウトを利用するには?

「スレッド」レイアウトは、新しく作成するチャネルでも、これまで使用していたチャネルでも、どちらでも利用可能です。

新しくチャネルを作成する場合

チャネルを新規作成する場合は、最初にレイアウトを選べるようになっています。
チームの[・・・]>[チャネルを追加]をクリックした後の画面で、「スレッド」を選択して作成してみてください。
レイアウトの変更は、チャネル作成後も可能です。

「スレッド」レイアウトがデフォルトの設定値になっていますね

既存のチャネルの場合

「スレッド」レイアウトは、これまで「投稿」レイアウトで使用していた既存のチャネルでも利用できます。
「投稿」レイアウトから「スレッド」レイアウトに変更する場合は、
対象のチャネルの[・・・]から[チャネルを編集]を選択し、レイアウトにて[スレッド]を選択して[保存]します。

これまでの投稿や返信も、「スレッド」レイアウトで表示されるようになります。

同様に「投稿」レイアウトへの切り替えも可能ですので、ぜひ気軽に「スレッド」レイアウトを試してみてください!

オススメの使い方

「スレッドレイアウトのことは分かったけど、どんな風に使ったらいいか分からない」という方もいらっしゃるかもしれませんので、筆者が感じたスレッドレイアウトの良いところやオススメの使い方をご紹介したいと思います!

チームで気軽に会話!

まずは何より、気軽な会話にピッタリだなと思いました!
これまでチャネルへの投稿というと、なんとなくかしこまった話題じゃないといけない気がして、チャネルに投稿する程でもないかな~と個人へのチャットやグループチャットを選んだりしたことありませんか?(私は結構な頻度であります!笑)

しかし、「スレッド」レイアウトであれば、メッセージを送信するような気軽さでチームメンバーとコミュニケーションが取れるので、
業務に関わる会話はもちろん、雑談やランチへのお誘いなど、チームメンバー全体に気軽に声掛けするツールとして使いやすそうだなと思いました。

一つの画面でさくさく確認!

これまでの「投稿」レイアウトでは、古い返信を確認するためには画面遷移する必要があり、
他の投稿を確認するためにまた移動したり、ウィンドウを分けたり…と確認に手間がかかることがあります。

「スレッド」レイアウトでは、先にご紹介した通り、スレッドに対する返信を右側のウィンドウで確認することができ、一つの画面で他の投稿の内容も確認することができて便利です!
返信でたくさんやりとりをするような会話であれば、「スレッド」レイアウトの方が向いていると思います。
逆に、チームメンバー全体に向けたお知らせや報告などの連絡であれば、「投稿」レイアウトで並んでいる状態が見やすいかと思いますので、チャネルの用途に合わせて選んでみてください!

複数の話題を同時進行!

グループチャットで複数の話題を同時に進めるのは、結構難しいですよね。
「スレッド」レイアウトであれば、スレッドごとに返信がまとまっているため、どの話題への返信なのかが一目でわかります。
さらに、返信を「スレッドのみ」で送信することで、先頭のスレッドが埋もれにくくなり、話題が流れてしまう心配も減ると思います。

やり取りがしやすくなって、より会話が弾みそうですね!


今回は、Teams に新たに導入されたスレッドレイアウトについてご紹介しました。

チーム内のコミュニケーションをより活発かつスマートにするために、ぜひ「スレッド」レイアウトを活用してみてください!

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