Stream (クラシック) Webパーツが使えなくなります

みなさんこんにちは!SxSの橋本です。

梅雨明けはまだですが、もうすでに厳しい暑さが続いていますね。

くれぐれも体調にはお気を付けください。

さて今回のテーマは、Stream (クラシック) Webパーツの廃止についてです。

このWebパーツを用いてSharePointページやニュース投稿に動画を埋め込んでいる方々にとって、とても重要なアップデートとなっています。

目次

Stream (クラシック)の廃止と移行

Microsoft Streamは、Microsoft 365内の、動画やライブ配信の共有サービスです。

今まで使用されてきた「Stream (クラシック)」は、2024年4月15日(以前は2024年2月15日に予定されていましたが、延長されました)をもってサービスを終了し、今後は「Stream (on SharePoint)」が後継のサービスとなります。

Stream (クラシック)は、アップロードした動画はStream (クラシック)上に保存される仕組みになっていましたが、Stream (on SharePoint)は、SharePointもしくはOneDrive上に動画が保存される仕組みになっています。

Stream (クラシック) Webパーツとは

Stream (クラシック)にアップロードした動画を、SharePointページやニュース投稿に埋め込む際に使用していたのが「Stream (クラシック) Webパーツ」です。

このWebパーツを使用することにより、動画単体を埋め込み、インラインで再生できるようにしたり、

Stream (クラシック)上の動画を一覧で表示したり、

チャネル(Stream (クラシック)の独自のカテゴリ分け)上の動画をまとめて表示することができます。

このWebパーツが、Stream (クラシック)の廃止にともない、2023年8月15日に廃止されることが発表されています。

今後は「Stream (on SharePoint) Webパーツ」に置き換えられる予定です。

これまで埋め込まれた動画は?

Stream (クラシック) Webパーツを用いて埋め込まれている既存の動画は、2025年2月まで再生可能です。

なお、Stream (クラシック)自体の廃止が2024年4月15日に予定されているので、それまでに動画をStream (on SharePoint)へ移行しない場合は、その時点で動画を再生できなくなります。

Stream (クラシック)の動画をStream (on SharePoint)へ移行するには、Microsoft社が作成した移行ツールを使用することで可能です。

移行ツールによってStream (on SharePoint)へ移行した動画は、Stream (クラシック) Webパーツ上では以下の画像のようにインラインで再生することが可能です。

動画単体ではなくチャネルの場合は、移行先のSharePointもしくはOneDriveのフォルダーへ移動するボタンに置き換えられます。

Stream (on SharePoint)の動画を埋め込むには

Stream (on SharePoint)の動画を埋め込む場合には、現在以下のWebパーツを使用することで可能です。

「ファイルとメディア」

「ヒーロー」

「強調表示されたコンテンツ」

「リスト」

上記のWebパーツに加えて、Stream (on SharePoint) Webパーツも展開が予定されています。

Stream (クラシック) Webパーツを使用して埋め込まれている動画は2025年2月までしか再生できないため、引き続き動画を埋め込むには、これらのWebパーツを使用して再度公開する必要があります。

今回は、Stream (クラシック) Webパーツの廃止に伴う影響と今後の流れについて解説していきました。

廃止までの期限はあと少し。これまでずっとこのWebパーツを使われていた方々も、これを機にぜひ新しい埋め込み方法をお試しください。

今後もMicrosoft 365のアップデートの際には記事を更新いたします。

今後ともSxSブログのチェックをよろしくお願いします!

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