みなさん、こんにちは!SxSのタケモトです。
11月になり、秋も深まってまいりましたね。
各地の紅葉も見頃を迎えているようです。
SxSでは SharePoint Online を始め、オンプレミス SharePoint、Microsoft Teams、
Power Automate、Power Apps 等の製品を対象としたお問い合わせを受付しています。
本日は「SxSで受付したお問い合わせ事例」を3つほどご紹介します!
リストの列の入力値制限について
【お問い合わせ内容】
SharePoint のリストにて、1行テキスト列の入力値を5文字のみに制限したいです。
列の追加設定にある最大文字数の設定では、5文字に設定しても5文字以下の入力は可能となってしまいます。
5文字以外ではエラーとなるようにしたいのですが、何か方法はないでしょうか?
【回答内容】
列の設定には、入力値を数式で検証できる「列の検証」という機能があります。
「列の検証」では様々な数式を設定することができ、数式の評価がTRUEとなる場合のみ入力が可能になります。そのため、入力値を制限する用途で活用することができます。
今回は1行テキスト列の入力可能文字数を制限するために、「列の検証」にてLEN関数を使用した数式を設定する方法をご案内しました。
Teams の機能制限について
【お問い合わせ内容】
Teams にて特定のアカウントのみ機能を制限することは可能でしょうか。
Teams 会議参加のみを目的とした、複数のユーザーで利用する共有アカウントがあります。
この共有アカウントでは、チャット機能を無効とし、Teams 会議の参加・会議での画面共有のみ可能としたいです。
【回答内容】
特定アカウントに対しての Teams 機能制限については、Teams 管理センターにてポリシーを作成することにより一部機能の制御が可能です。
左側のメニュー項目に表示される[チャット]の機能(プライベートチャットやグループチャット)であれば、メッセージングポリシーにて制御可能ですので、ポリシーの作成手順とポリシーをユーザーに割り当てる手順を詳しくご案内しました。
Power Automate フローでの特定のリストアイテム取得について
【お問い合わせ内容】
Power Automate のフローにて、以下の条件のリストアイテムをそれぞれ取得したいです。
・列の値が空のアイテム
・現在の日付から30日以前に作成されたアイテム
アクションの設定方法を教えていただけますか?
【回答内容】
「複数の項目の取得」アクションにてフィルタークエリを設定することで、特定の条件のリストアイテムを取得することができます。
列の値が空のアイテムを取得するためのフィルタークエリとして、比較演算子「eq」を使用した数式と、
現在の日付から30日以前に作成されたアイテムを取得するためのフィルタークエリとして、比較演算子「le」とaddDays関数を使用した数式をご案内しました。
今回抜粋したお問い合わせは以上です。
SxSでは様々なお問い合わせを受け付けております。
「こんなことをしたい!」「これってできる?」など、些細な疑問でもお気兼ねなくお問い合わせください。
詳しい設定手順や操作方法を分かりやすくご案内いたします!
ご興味がございましたら、ぜひお問い合わせフォームからご連絡ください。
それでは、次回のブログもお楽しみに~!