SharePointページの『送信』が『共有』に変わります

みなさん、こんにちは!SxSのタケモトです!
あっという間に8月も終わろうとしていますね。
まだまだ厳しい暑さは続くようですので、
引き続き体調管理には気を付けてお過ごしください。

さて、今回はSharePointでリリース予定の新機能、
「ページの共有機能」
についてご紹介します!

目次

このブログは SxS を提供しているソノリテが作成しています。

新機能「ページの共有機能」とは?

「ページの共有機能」とは、その名の通りページを共有する機能です!
新機能とありますが、実はこれまでもページの共有自体は可能でした。
SharePointに少し詳しい方であれば、以下の方法をご存じかと思います。

サイトのページライブラリ > 共有マーク

といった手順でページやニュース投稿を一つの「アイテム」として共有する方法がありました。

しかし、こちらの方法では、サイトのページライブラリにアクセスする必要があり少し面倒ですし、
例えば似たタイトルのページやニュース投稿が並んでいた場合、
あれ?共有したいページどれだっけ?」なんてことになってしまいかねないですよね。

そこで新機能が活躍します!

今回、ページ上部にある「送信」ボタンが「共有」ボタンにアップデートされます!

上の画像の赤枠の箇所が「共有」ボタンに変わり、
サイトのアクセス権限がないユーザーに対しても簡単にページの共有ができるようになります!

ここから共有が可能になればページの作成や更新が済んだタイミングですぐ共有することが可能ですし、
内容を確認しながら共有できるのでページを間違える心配もありません!

ちなみに、現在の「送信」機能では、「メール」か「Viva Engage」を選択できるようになっており、
生成されたページURLをメール送信、またはViva Engageで投稿することができます。
しかし、共有機能のように生成するURLの種類(「組織のユーザー」や「選択したユーザー」)を選択することはできません。
このURLからアクセスできるのはサイトのアクセス権限を持つユーザーのみとなっています。

ページの中身はどう見える?

サイトのアクセス権限がないユーザーへページの共有ができたら、
気になるのがページ内の情報の見え方ですよね。

残念ながらリリース前の機能ですので、今回の記事では試すことができませんが、
2023年8月23日時点で、以下の情報は分かっています。

  • 共有されるのは、ページとページにアップロードされたアイテム(ページ上の画像など)のみ
  • 埋め込みドキュメントライブラリやリストなど、リンクされたコンテンツは、
    ページを共有する前にそれぞれの共有状況を確認する必要がある

以下は、サイトのページライブラリからページ共有を行った際の検証です。
ページ内にWebパーツで表示させたリストの共有を行っていない場合、
ページ共有されたユーザーからはこんな風に見えます。

リストの内容は確認できません!
こちらと同様の現象になると思われますので、
ページを共有する前に、ページ内にリンクされたコンテンツの共有も確認してみてください!

リリース情報

こちらの新機能は、8月下旬から順次展開される予定です。
ぜひ便利になるページ共有機能を利用してみてください!


今回は、ページ共有機能のアップデート情報をご紹介しました。

SxSでは、Microsoft 365のアップデート情報を分かりやすくお伝えするサービスもございます!
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

それでは、次回のブログもお楽しみに~!

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